ABOUT

ONE bouldering

ONE boulderingとはクライミングの大会運営を主としたWEBサイト(当サイト)です。
当サイトは、ONE boulderingに加盟しているクライミング大会のエントリー受付や、大会の結果をもとに選手のDivisionを管理していきます。


Divisionとは?

DivisionとはONE bouldering登録選手が所属するレベル分けされたカテゴリーの名称です。
ONE boulderingを通して参加できるオフィシャルコンぺ(加盟大会)の結果をもとに、所属のDivisionが決定します。

一度ONE boulderingを通してDivisionが決まった選手は、そのDivisionカテゴリーのみ参加できます。
さらにレベルの高いDivisionに参加するためには、Divisionの昇格が適用される大会やイベントに参加することで、Divisionが昇降格できます。

*初回の方はDivisionTryoutを受けることで、自身のカテゴリーが決まります。
Division Tryout詳細

Division

U-8 (小学2年以下)
U-10 (小学3・4年)
U-12M (小学5・6年の男子)
U-12W (小学5・6年の女子)

Women‘s Division 1
Women’s Division 2
Women‘s Division 3
Women‘s Division 4

Division 1
Division 2
Division 3
Division 4
Division 5

ONE bouldering Division Rankingとは?

*現在中止しております。

ボルダリングコンペの魅力 過去~現在

もう15年前の話になる。ボルダリングワールドカップが始まる前の話で97年10月セブンエー(現バーチ)で小さなボルダリングコンペを仲間と開催させてもらった。大会自体は個性ある課題と顔見知りばかりだけど国内のコアな選手が集まり楽しく活気に満ちあふれていた。

でも、まだまだボルダリング自体の認知度は低く参加人数はたった30人ほど、でもそんなボルダリングコンペを大きくして行こうと興味を持ったのは、ボルダリングコンペ自体に大きな可能性と未来を感じたからに他ならない。

もちろんそれなりのやり方が必要だと考えてはいたが「ボルダリングのショーとしての魅力」「ビレーが要らないから沢山の選手が参加し、楽しく登れる」「より多くのクライマーが参加でき、交流場として」リードにはない可能性と魅力にあふれていたからだった。

そして僕らが主催するボルダリングコンペが大きく踏み出すきっかけとなったのが2001年1月に開催されたTHE NORTH FACE CUPだった。参加人数も100人を越え日本のボルダリングコンペの可能性と魅力がここから一気に飛躍をすることになる。その後も拡大するカテゴリー、参加するクライマーも増え2009年以降は日本全国での地区予選を経て本大会を目指す形となり参加人数も1000人を超える規模にまで発展した。

ランキングシステム~未来そして夢~

今僕らは、これからさらに大きく未来に踏み出そうとしている。
国内では、未だにランキングシステムが出来上がっていないのが現状だが、一方で発展と拡大を続けるコンペシーンではカテゴリーも細分化せざるをえなく、勝負の公平性、勝負の面白さがランキングシステムなしには保てない状態にまでなりつつある。

そこで現在ONE boulderingではランキングシステムを運営していきたいと考えている。もちろんランキングの安定には時間はかかると思うが、安定すれば始めたばかりの選手でも世界で戦う選手でも自分の位置が簡単にわかるようになると考えている。同時に自分の位置が世界チャンプになるための道しるべにもなるだろう。

このシステムが確立し多くの賛同者のもとに運営が安定すれば多くのクライマーの励みにもなるとともにもう一つの可能性としては「課題とクラス分けによるカテゴリー、グレードの間」に相関関係があるため全国のクライミングジムにあるボルダー課題のグレード安定にも一役買うことができると考えている。

ONE bouldering

最後にもう一つ僕らが目指していることがある。
現在、世界中には国や人種、文化や宗教、年齢や性別の違いで多くの問題を抱えている。日本だって例外ではない。それは大きな集合体の中からはなかなか解決できないことかもしれない。

しかし、僕の経験からクライミングは世界中に岩があり、登りたければ時に国や人種、文化や宗教、年齢や性別の違いをのり越えないといけないこともある。正直クライマーはそれを意識しているわけではなく登りたいと言う気持ちが無意識にのり越え登りやすい環境を作りだし、登りやすい情報を得ていくのだろう。そしてクライマーと言うことで友達にもなりやすいことはみんなも経験済みだと思う。

このように個人の繋がりは時に国や人種、文化や宗教、年齢や性別の違いを簡単に越えることができる。そこで僕らはボルダリングを通して海外の大会やクライマーともつながりを増やしていこうと考えている。

そしてその交流によって最初は世界地図の点と点かもしれないがそのつながりを世界各地に広げて行きたい。そして世界中のクライマーとも「ONE bouldering」を通して僕らが一つに繋がって行くことを願っている。

平山ユージ平山ユージ